003.胡散臭い?マーケコンサル…?【古野 徹】
マーケティングの「コンサルタント」って、正直な感想、ぶっちゃけ、胡散臭い?イメージ…ありますよね。
名乗っている自分でさえ、多分、そう思われているかもしれないって、感じています。(笑)
じゃあ、何て名乗ろうかと思いましたけど、取り敢えずは、アドバイザー。マーケティング活動に関するアドバイザーとしました。
コンサルタントと言うと、集客すること、売り上げをあげること、楽に儲かることを提案、代行してくれる人?こと?って、思っていませんか。
「そんなノウハウやスキームがあるのなら自分でやったらいいじゃん」なんて思っていた時もありませんでしたか。
若い頃の私は、そう思っていました。(笑)
広告に関連する業務に従事して、私は、2019年で35年を越えて、36年目に入りました。
現会社、リップルも含めて合計8社の広告関連会社に所属していました。
広告代理店から、販売促進の企画会社、イベント会社、制作プロダクションなど…、また、実際のコンサル業務も含めて、ほぼ関連する殆どの業務を経験して来ました。
気が付くと、あっと言う間に35年間も…経過。
歳もとりました……。(笑)
「広告って何?」
「コミュニケーション活動って、どういうこと?」
「自分たちの仕事の使命は何?」などなど、そんなことを考え続けて来ました。
販促活動も含めて広告活動の役割って、あくまでも、コミュニケーションの手段なのです。
企業やその商品やサービスの存在、良さを知ってもらい、欲しいと思ってもらうための方法、手段なのです。
敢えて乱暴に言うと
“ 伝える「こと」 ”を考えるのはクライアント、広告主さんの仕事。
広告屋は、それを如何に効果的に効率的に適切に感性に変えて、伝えることが仕事。
“ 伝え「方」 ”を考えることが我々の仕事なのです。
企業と消費者とのコミュニケーションを如何に効果的に、効率良く、伝えるかがその役割なのです。
売り上げに結びつくまでには、
知らせること、
知って欲しいこと、
共感して欲しいことなど
様々な段階的、プロセスに沿った
目的が必要になります。
これまでの経験上、
コミュニケーション業務を請け負う時、最初のヒアリングで、自社の伝えたいこと、共感して欲しいこと、存在している意義など、
俗に言う「企業理念」とかいうことを明確に言葉として整理されている中小企業が意外と少ないことに気が付きました。
つまり「マーケティング的なこと」を理解しディレクトリー(階層)的に整理されている中小企業は意外と少なかった様に思います。
この機会に一度、自社のマーケティングのこと考えてみませんか。
深掘りして…。
2019.11

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