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「お・そ・い〜!?」ネット環境の速さのこと。02

「お・そ・い〜!?」ネット環境の速さのこと。02

 

コロナ禍の影響で露わになった、インターネット環境の速度問題。

 

リモートワークやビデオ会議、国家的なテレワークの推奨による、在宅時間の大幅増により、格段に増えた消費者のインターネットの利用。

 

そのことにより、テレビ番組でのリモート出演やビデオ会議での画質や音声の品質の格差、ホームページ等の移動速度の遅さ、すなわちインターネット環境の「お・そ・い」が気になり始めている昨今になっていませんか。

 

 

前回は、その、複数の要因の中での「そもそも」の原因の一つを

 

「ん〜っ!遅い!?」速さのこと、考えたことありますか?01

 

にて、解説しました。

 

 

「そもそも」の要因として、ネット回線そのものの古いインフラ環境、システムが影響している実態について解説、「お・そ・い」についての課題、問題提言について解説しました。

 

 

本編では、その他、幾つかの「お・そ・い」の要因について解説していきます。

 

また、本編では、「そもそも」の要因とした、少し古いネット・インフラ環境であるとした「VDSL方式」については、除いて解説したいと思います。

 

 

本編では、実際の主なインターネット回線の種類について、それぞれの特徴、及び、それらに纏わる、関連する特徴なども中心に解説します。

 

 

 

しっかり理解して選びたい、回線選びのポイント

 

主となるインターネットの回線というと大きく分けて、3つの種類に分けられます。

 

オフィスや家庭に一般的に主に利用されている“ケーブル回線タイプ”、電波方式を利用した“ポケットWi-Fi”や“ホームルーター”等の、大まかに3つのタイプに分けられます。

 

そして、ケーブルタイプの回線としては、当初は主に電話回線を利用した「ADSL」タイプ、後に光ファイバーケーブルを利用した「光」タイプ、そして、テレビ用の同軸ケーブルを利用しCATV局を経由してインターネットに接続される「CATV」タイプの3つにも大別されます。

 

しかし、この中で、「ADSL」タイプは、NTT東日本/NTT西日本が2023年1月31日をもって、ADSLのサービスを終了すると発表したことで、ケーブルタイプのインターネット回線の主流は、「光」タイプがその主流と言ってもいいでしょう。

 

また、速さという観点から見ても、光ケーブル回線に比べ、CATV回線は少々劣る点もあり、「光ファイバーケーブル」回線がその主流と言っても良いでしょう。

 

 

もともと、以前、解説したVDSL方式の回線速度は、一般的な目安として、大凡、100Mbps程度と言われていた時期もありましたが、その後、光ファイバーケーブルを利用したインターネット回線の速度は、凡そ、その10倍の1Gbpsが主流となりました。

 

そして、昨今では、回線事業社も複数となり様々なサービスプランも多彩となり、5Gbpsや10Gbps等の高速プランも提供されるようになっています。

 

また、NTTが携帯電話会社や様々な回線事業社、プロバイダー等に対して、フレッツ光回線の卸売りを始めたことで、各社が独自のサービスや特典、割引商品が提供され、その事業社が増えたことにより価格競争も進みました。

 

最近よく聞く「○○○光」などと呼ばれる、“光コラボレーション”サービス等がこれにあたります。

 

 

回線の選択においても、その回線のプランの多彩さも知って頂き、自社や家庭での回線改善の情報をしっかり調べた上で、最適な回線を選択されることをお勧めします。

 

 

更に、回線事業社の提供するサービスの中で、通信速度には直接関係ありませんが、データ通信規格としての「IPv4」から、次世代プロトコルと言われる「IPv6」も同時に利用できるなどのサービス提供をする事業社も増えている様です。

 

この通信規格に関する話は、少し難しいと思います、私も解説するほどの知識もありませんので…、

これくらいで、ご容赦ください。(笑)

 

自社のWebサイトを改善、制作する段階に、明確な目的を設定し、それに応じて、専門業社にご相談し、よきアドバイスをもらいましょう。

 

 

 

電波方式によるモバイル通信、2つの回線タイプ

 

光ケーブルやCATVなどのケーブルタイプのインターネット回線の他に、携帯電話帯などの電波を利用した、主に2つの電波方式のインターネット回線があります。

 

 

ノートブックパソコンの流行と共に、何処でも便利にインターネットが利用できる「ポケットWi-Fi」や、携帯電話会社が一時、無料や有料でも配布したWi-Fiモバイルルーターやブロードバンドルーターなどの「ホームルーター」タイプがあります。

 

いずれも、携帯電話帯の4G LTEなどといったモバイル通信を利用してインターネットに接続、アクセスできる電波方式のインターネット回線です。

 

最近は、大都市圏での5Gの普及も始まっており、それに伴い、更なる、可能性に期待が持てるかもしれませんね。

 

 

これらは、回線工事の必要も無く、バッテリーなどの電力を繋げば直ぐに利用でき、ポケットWi-Fiは手軽に持ち運べ、ホームルーターは設置の手軽さもあり、料金的にも比較的安いと言われています。

 

 

 

3つの回線・それぞれの特徴とメリット&デメリット

 

インターネットへ接続、アクセスするための基本的なインターネット回線の種類として、大別して3つの種類の回線があると解説してきました。

 

昨今、主流となっている光ファイバーケーブルや同軸ケーブルを通じてCATVの回線を利用した、いわゆる「ケーブルタイプ」と携帯電話帯等の電波を利用した、「ポイケットWi-Fi」とブロードバンドルーターなどの「ホームルーター」の3つがあると解説してきました。

 

ここでは、それぞれの回線の特徴とメリット、デメリットを整理してみましょう。

 

 

 

光ファイバー・ケーブル回線

 

光ファイバーケーブルを利用したケーブルタイプのインターネット回線の、その回線速度は、最大1Gbpsや2Gbpsあたりが、ほぼ主流の回線速度となっていると言ってもいいでしょう。

 

 

更に、色々な回線事業社からは、5Gbpsや10Gbpsなどの高速なプランを提供していることも多く、速度と言う観点からは安定感も合わせて、電波方式より優れていると言っても良いでしょう。

 

 

但し、これらは、通信事業者が提示している理論上の最大限の速度表示であり、実際は、通信の混雑状況等により通信速度は変化し、実測値はもっと下ります。

 

一般的には、混雑状況によって通信速度が変化する「ベストエフォート」と呼ばれるプランが主流となっているようです。

 

これに対して、「帯域保証型」という、主に業務用向けに通信速度をギャランティ(保証)するプランも事業社によって用意、提供されているようです。

 

 

回線の許容量も多く、Wi-Fiルーターを経由して、パソコンやスマホ、タブレットなどの複数のデバイスを繋いでも比較的、快適な環境でインターネットを利用できる環境を整備できる回線と言えます。

 

 

デメリットと言えば、当たり前ですが、事務所や家庭などの屋内でしか利用できない、当然、携帯できない回線です。

 

 

そして、回線工事や配線工事、ネットワーク環境の整備のための機器や設備が必要となります。

 

また、利用者の必要規模に応じて、快適な環境を設備する上での自由度も大きいと思われます。

 

当然、設置に関わるコストも高額になりがちで、多少の煩雑な作業も必要となる場合もあるでしょう。

 

 

よって、月額あたりの回線の利用料も比較的高めになります。

 

 

 

ポケットWi-Fi

 

ポケットWi-Fiの特徴、メリットと言えば、何と言ってもその手軽さに有ります。

 

サービスの提供エリアが限定されていますが、外出先でも専用の電波さえ届いているエリアなら、何時でも、何処でも気軽にインターネットへ接続、アクセスができる事が最大の特徴でしょう。

 

 

当然、回線工事や配線工事も不要でバッテリーを充電してあれば直ぐに利用できます。

 

そして、何よりも月額の利用料が安いというのも魅力でしょう。

 

 

しかし、デメリットと言えば、サービスの電波が届かない場所では利用できませんが、その手軽さが売りのため、比較的、通信速度が遅いと言われるのもデメリットかもしれません。

 

 

提供事業者によっても通信速度は違いますので、個々の利用状況に応じて利用する事業者の選定を検討すれば良いと思いますが、それぞれ、データ量の上限も設定されている場合も多いようです。

 

 

そして、同時に接続できるデバイスの数も比較的少ない物が多いとも言われます。

 

 

 

ホームルーター

 

根本的に、ポケットWi-Fiと比較して、携帯できない、屋内でしか利用ができないことを除けば、回線工事や配線工事が不要など、バッテリーやコンセントに電源を繋げば、直ぐに利用ができる点では同様な特徴、メリットがあります。

 

 

月額の利用料も比較的安いという、ありがたいインターネット回線のカテゴリーでもあります。

 

更に、ポケットWi-Fiよりは同時に接続できるデバイスの数が多い物も多く、屋内ではありますが、接続できる距離がポケットWi-Fiよりも優れているものが多いと言われます。

 

 

デメリットと言えば、ポケットWi-Fiと同様に、やはり通信速度が比較的、遅いとも言われ、事業者や製品によっては、1Gbpsに対応している機器もある様ですが、光ケーブル回線と比較してもやはり、そのプランの多彩さや速度の速さ安定性には劣ってしまう様です。

 

 

ポケットWi-Fiと同様に、提供事業者によっても通信速度は違いますので、個々の利用状況に応じて利用する事業者の選定を検討すれば良いと思いますが、それぞれ、データ量の上限も設定されている場合も多い様です。

 

 

 

インターネットに接続してくれる「プロバイダ」

 

以前、

 

「ん〜っ!遅い!?」速さのこと、考えたことありますか?01

 

でも解説しましたが、

 

お家の玄関とイメージした「Wi-Fiルーター」から、「OG」、「ONU」を経由して、デジタル信号から光信号に変換されたデジタル信号は、先ずは、個々に契約されている接続プロバイダーを経由して外界のインターネット回線網へ接続されていきます。

 

そして、目的とするパソコンやデバイス、各種サービスを提供するサーバーや自社のWebサイトやメールを管理するサーバー等にアクセスしていきます。

 

 

接続プロバイダーは、それぞれのパソコンや各種デバイス、いわゆる、個々の“ローカルネットワーク”の住所を設定し管理してくれている起点と言えます。

 

つまり、戸建て住宅のお家、その門扉のような存在と考えればわかりやすいと思います。

 

 

では、これまで解説してきたインターネット回線は、何に当たるのでしょうか。

 

パソコンやスマホなどのデバイスをお家の中の各お部屋とイメージした場合、「Wi-Fiルーター」や「モデム」は玄関の小上がりとイメージしてください。

 

そして、玄関で下足、靴に履き替える土間を「OG」、「ONU」とイメージしてみてください。

 

次に、玄関を出て、門扉までのアプローチ道、これが、ここまでに解説してきた「インターネット回線」とイメージしたら分かり易くありませんか。

 

 

マンションなどの集合住宅では、個部屋の玄関を出てから、エレベーターを降りて、マンションのエントランスホール、そして、そのマンションそのものの玄関までが同様に、これに当たるとイメージすると、より、リアル感があるかもしれませんね。

 

そして、道路へ出る前の門扉を、門扉の無いお家は、郵便ポストなどを「接続プロバイダ」とイメージすると理解し易くありませんか。

 

あくまでも、私、個人の見解、比喩ですが。

 

 

ポケットWi-Fiやホームルーター等の電波系の回線事業者は、接続プロバイダを併用しているケースも多いようです。

 

光ファイバー等のケーブル回線では、接続プロバイダのサービスを提供する事業社も大変、多く、契約利用している回線事業社毎に、利用できるその事業社は限られてきます。

 

 

全てのインターネット利用者は、何れかのプロバイダを経由しなければアクセスできません。

 

プロバイダ専門の事業社や回線事業社がプロバイダ機能のサービスをも提供するなど、その経由プロセスは、見た目は若干違う場合もありますが、基本的にはそのインターネット回線を構成するプロセスは、大凡、同様と考えてもよいと思います。

 

 

 

まとめ

 

本編では、主にインターネットの主となるインフラ環境にあたる、回線について解説しました。

 

 

最小のネットワークとなる個々の「ローカルネットワーク」は、Wi-Fiルーターやモデムを経由して、世界中に広がるインターネット回線網へ接続されていきます。

 

 

そのプロセスは、Wi-Fiルーターやモデムを通過したデジタル信号を「OG」や「ONU」を経由して光信号に変換され、プロバイダへ送られます。

 

 

以前、解説した

 

「ん〜っ!遅い!?」速さのこと、考えたことありますか?01

 

では、特に少し古い集合住宅やオフィスビルでは、建物内の通信インフラ環境が、いまだに、旧態依然の電話線、メタルケーブルを利用した設備、「VDSL方式」のため、そもそもの回線速度が遅い要因があることを解説させて頂きました。

 

 

本編では、昨今の実質的なインターネット回線の種類や夫々の特徴やメリット、デメリットを解説しました。

 

 

元々はNTTが供給していた回線網を、多くの事業社がコラボ事業と呼ばれる、特に携帯電話事業社等が卸売を受け、サービスを提供する様になり、「○○○光コラボ」などの携帯電話などとセットした多彩なサービスや商品を提供する様にもなり、価格競争も始まりました。

 

 

因みに、私の経験上の感想ですが、法人利用においては、携帯電話会社の提供する「光コラボ事業」のサービス利用は、固定電話番号との兼ね合い等、色々と細かな縛りも多く、法人利用には向かないのではないかと思います。

 

 

主な3つの回線、光ファイバーケーブルによる有線回線や4GやLTE、5G  等の電波回線を利用した、ポケットWi-Fiやホームルーターなどの回線があるともいいました。

 

 

これまでの日常的なインターネットの利用では、電波回線やVDSL方式でも、それほど気になる程の速度低下を感じる事も少なかったですが、昨今では、YouTubeを始め、ビデオ会議など、また、企業のWebサイトにおいても動画の利用も盛んになり、インターネット上のデジタル信号の情報量は高容量化しています。

 

 

当然、送受信するデジタルデータの通信量が増えることにより、消費者においても企業においても、夫々の環境における通信速度の遅さ、ネガティブな要因が浮き彫りとなってきました。

 

それも、単純な要因で無く、通信環境全てのプロセスの中で、個々、夫々によって起因する要因が違うということも起こっています。

 

 

特に企業運営においては、改めて、インターネットの環境、インフラ環境、回線の環境、システム環境やデバイス環境、等々も基本的なプロセスも理解した上で、いち早く改善を図る必要性の時期がきているのではないかと思います。

 

 

意外と理解していなかった、今更、聞くに聞けないネット回線のことなど、今一度、確認してみてはいかがでしょうか。

 

 

企業の事業運営におけるWebサイトやインターネット環境の改善は、今後、益々、重要なポジションを占めることは必至でしょう。

 

 

今までは、会社案内的なホームページ、Webサイトでもよかったかもしれません。

 

しかし、昨今のコロナ禍によるビジネス・スキームの変化、改善が叫ばれるようになり、当然、中小の企業でも明確な目的を設定したWebサイトの制作、活用、施策への取り組み、及び、インターネット環境の改善は、必至な課題であると考えます。

 

 

多くの回線事業社の中から、自社に合った適切な事業社とプラン、システムを選び、より良いインターネット環境の構築を果たし、自社の事業展開に活かすインターネット施策、インターネットマーケティングを講じることは、重要な課題の一つであることと考えます。

 

 

現存するホームページも、「売り上げに貢献していないかもしれないが仕方ないな…」では、いけません。

 

売り上げに貢献していない問題点、課題点を認識できていないことが重要な問題ではないでしょうか。

 

 

今回は、「お・そ・い!?」を転機に、感じて欲しいテーマ・その2でした。

 

 

 

2021.03

 

 

 

この記事を書いた人

古野 徹
株式会社リップル
代表取締役
マーケティング・コンサルタント

広告関連企業8社に従事して36年超。
ありとあらゆる業務を経験してきたノウハウを活かし、総合広告代理店、㈱リップルを設立する。

創業15周年の通過点に向けて、新規事業として、中小企業を対象とした、「マーケティングに関するコンサルティング事業」サービスの提供を開業。
「心を大切にコンサルティングします。」を新たな基本理念に加え、
どうやって、集客していくのか、
どうやって、売り上げを伸ばしていくのか、
どうやって、新たなお客さんやサプライヤーと繋がっていくのか、
どうやって、人財を確保していくのか、
どうやって、災害や緊急事態に対応していくのか、等々、
益々、社会での存在意義を示していくことが重要な課題になってきている中小企業に対して、わかっているようで、わかっていない「マーケティング」、今更、聞くに聞けない「マーケティング」の事など、総合的なマーケティング活動の施策支援のサービスが提供できるように、絶えず精進を続けている。

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