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004.何故?マーケコンサル…?【古野 徹】

あくまでも私の経験上ですが、

 

コミュニケーション業務を請け負ってきたときの話しです。

 

例えば、

 

TVCMをやりたけど、
チラシやポスターを作りたいけど、
会社案内やパンフレット、
ホームページを作りたいけど、
イベントやりたいけど、
会社のロゴを変えたいけど、
などなど、と言うオファーに対して、

 

「何を伝えたいですか」、
「どうしたいですか」、
「目的は何ですか」などと尋ねると、

 

当然、売上を上げるためとは分かりますが、

 

多分、感覚では理解されている、何となくのイメージは持っておられるとは感じましたが、

言葉として、ロジカルに、ディレクトリー的にしっかりと整理されている中小企業様は少なかった様に感じました。

 

マーケティング施策は、大変な手間と多くの時間、エキスパート・スタッフやマンパワーが必要になります。

しかし、中小企業においては、専任のエキスパート・スタッフを雇用するコストも現実的ではありません。

そう言う感覚をお持ちではありませんか。

 

これまで、そんな時にはマーケティングに関して、さりげなくアドバイスをして来ました。

 

しかし、そのギャランティを請求するという概念がなかったこともあり、時間を割いて具体的で丁寧なアドバイスには限界がありました。

 

ところが、昨今では、マーケティングに関するコンサルタントと言う職業があることを数年前に知りました。

特に東京や関西を中心にマーケティングに関する根本的なコンサルティングを生業とする事業者が昨今、増えているそうです。

 

因みに、よく聞く
【 経営コンサルタント 】ではありません。
あくまでも
【 マーケティングに関する 】コンサルタントです。

 

「いや!そんなことは無いでしょう」
「○○○コンサルタント」や
「“ Webマーケティング・コンサルタントします ”など
よく見かけるよ!」って、
言われるかもしれませんね。

 

確かにその手の事業者は多くあります。

しかし、「○○○」という部分は主にテクニカル的なこと、ディテール的な施策、戦術的なことが多く、業務のオファーをすると、「じゃあ、方向性や原稿、コンテンツをください」で始まります。

 

その原稿とコンテンツを創ること、その、造り方が分からない!

 

どうしたらいい? じゃないですか。

 

その作業が大変、難しく、手間と時間、マンパワーが必要な部分なのです。

 

進め方が分からないと特に時間を要しますし、イライラも募りますよね。
特に中小企業にとっては…。

そう言う根本的なマーケティングのコンサルティングを請け負う事業者と言うと、意外と少ないのです。

私も、そんなことを感じていました。

ギャラが貰えるなんて…。

ところが、それをサービスとする商売がある。
そんな情報を偶然、見つけることになります。

 

専門のコンサル向けセミナー講座も発見しました。

少々、お高い感じもしましたが、月々数万円程度。
飲み代とあまり変わらないな!とも思い、50の手習いではありませんが、思い切って受講してみました。

 

すると、35年の経験が「なるほど!」って感じる、多くの気付きもあり無料の中途半端なアドバイスよりも、しっかりと、親身になって、個々の中小企業に向き合った、継続的な有料のサービスとして根本的なマーケティングに関するアドバイス、サービスを提供していこうと決意し、中小企業様を対象としたこの事業をスタートしました。

 

中小企業にとってのマーケティング。

今後は、企業の大小に関わらず、取り組みが必至な時代に来ています。

そんな予感や不安を感じていませんでしょうか。

 

 

 

2019.12

 

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