026.今さら聞けない!? 戦略のこと。【古野 徹】
マーケティングの話しをすると「戦略」というキーワードが必ず重要になってきます。
結構、理解しているようで、
案外、理解できていなかったりして…今更、聞けない事だったりしませんか。
様々な戦略論が解説されていますが、「戦いを略すこと」、「目に見えないもの」とか言われる方も見えます。
よくテレビ番組などで、企業を取材した番組でも、よく「企業戦略」と表現されることも多いですよね。
でも、あれって、本当に戦略でしょうか。
私もよく、セミナーとかに出席する事も多いですが、その演題や講演内容などを見ても、聴いていてもやはり、戦略というキーワードがよく使われています。
世の中の情報で氾濫している、よく聞く「戦略」。
注意してみていると、聞いてみると、「戦略」ではなくて、その殆どは、「戦術」ではないか?と思うのは、私だけでしょうか。
一般的に、「戦略」と報じられている情報の中で、その殆どが、「戦術」であることが多いように思います。
簡単に、それらの相関関係をいうと、「目標」があって、「戦略」をたて、「戦術」によって、目標に近づけて行く、達成して行く、という事ですね。
そして、戦術によって、目標達成を目指す中、戦略によって、不要な事、つまり、やらないこと、無駄なことを省くための物差しにするとも言います。
何を省いていくかは、戦略を基に判断する。
ということですね。
私がメルマガを頂戴している某コンサルタントの方の解釈を引用、紹介させてもらうと、その方は、戦略、戦術、目標の関係を
登山に例えています。
・山頂を目標
・登山ルートを戦略
・登山ルートによって変わる登山装備を戦術
と、例えています。
これ、結構、分かり易くありませんか。
そして、この方によると「戦略の立て方」ということを“ 釣り ”にも例えていましたので、これも、結論を引用、ご紹介させて頂きます。
釣りをビジネス戦略に言い換えると
1.魚が釣れやすい漁場を選ぶ。
【お客さんのニーズが強い市場を選ぶ】
2.その漁場で釣っている、他の人よりも上手である。
(但し、世界中の全ての釣り師で一番上手ではない)
【競合他社よりも有利なところで戦う】
3.狙っている魚の好きな餌を利用する。
【お客さんが、「必要な」商品ではなく、「欲しい」商品を売る】
4.魚が餌を食べる時間帯を選ぶ。
【お客さんが「欲しい」というタイミングを見つける】
ん~、なるほどって、私などは、感心してしまいました。
大綱を見事に表していたので、皆さんにもご紹介させて頂きました。
このように考えてみれば結構、イメージし易くありませんか。
ちょっと、貴社のビジネスにも当てはめてみてください。
2020.04

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