036.「ノウハウコレクター」になっていません!?【古野 徹】
私も異業種交流会なるものに、よく参加していますが…。
名刺交換をした時など弊社は広告代理店です。
マーケティングに関する、コンサルティング事業も展開しています。と自己紹介をすると…、
たまに居るんです。
やたら、マーケティング用語が飛び出してくる方。
本業の私からみても、本当によく勉強してらっしゃるな、って感心する事…。
でも、よくよく話しを聞いていると、この方、ひょっとして、ノウハウコレクターになっていないかなぁ!?って、感じる事も、たまに、あります。
自社の売り上げを上げるために…、集客を上げるために…、と危機感を持って一生懸命に、書籍を読んだり、セミナーに参加したりと勉強熱心な雰囲気をとても醸しています。
成果が上がっているのかなぁ~って、思いながら聞いていると、どうも、今一みたいな話しの流れに!!
やっぱり「ノウハウコレクター」?に、なっているみたいなのです。
勉強熱心な方々の中でノウハウコレクターになってしまう人と、そうならず、成果を出せる方との違いってどんなことがあるのだろう?と考えた時に、恐らく、こんな相違点があるのかもしれません。
ノウハウコレクターと呼ばれてしまう方は、
(1)ノウハウや情報収集に余念が無い
(2)実践投入
(3)つまずいてしまう…!!
(4)今度はつまずかない様に、スムーズに進みそうな新しいノウハウや情報の収集を開始する
と、つまずいたときに、それまでとは全く関係の無いノウハウを探し始めてしまいます。
反対に、ノウハウコレクターにならずに、ビジネスの構築に進み、成果を出せる方は、
(1)ノウハウや情報収集に余念が無い
(2)実践投入
(3)つまずいてしまう…!!
ここまでは、
ノウハウコレクターと同じです。
しかし、ここからが違います。
(4)(3)のつまずきを乗り越えるためのまた、改善できそうなノウハウや情報の収集に翻弄します。
同じ方向性、同じベクトル上での新しいノウハウや情報を収集し、積み上げて行く様なイメージです。
(3)の段階でつまずいてしまうと、にわか知識だし…、そもそも、このノウハウが自社に合っていなかっただけだし…?と
充分に正当化できる!?と、もう1人の自分の囁きが?聞こえる事もありますよね。
こうなると、ノウハウコレクターへまっしぐら、なんてことになりかねませんよね。
しかし、その施策に最初に取り組もうと思った自分の直感、選択を信じて、
つまずいた時に、その課題、問題点を乗り越えるための、
同じベクトル上のノウハウや情報収集に真摯に取り組んでみると
次なるステージが、きっと、見えてきますよ。
2020.07

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