002.まずはシンプルに!マーケティング。【古野 徹】
マーケティングと言うと直ぐ、LINEやFacebook、Twitterを思い浮かべませんか。
特に、昨今のインターネット・メディアの発達は目覚ましいものがあります。
とかく、インターネットやSNSメディアに、気持ちがはやり、意識や目線が行きがちになりますが、これらは、あくまでもメディア、「媒体」の一つであります。
では、貴社の事業において、自社の発信したいメッセージや俗に言う、発信したいコンテンツは何か、USPは、~は、……、と言う事が整理されていますか。
商品やサービスの告知をすれば…、それぞれのSNSでアカウントを持ったら売上が上がるはず!!と思っていませんか。
しかし、これらが、はっきりしていれば、
極論ではありますが、ひょっとしたら、自社にとっては、SNSは必要ないかも・・・。もっと言うとインターネットも必要ないかも!?と言う……、結論の事業社もあるかもしれません。あくまでも、極論ですが……
とは言っても、オンライン・メディアと言うインターメットメディアへの取り組みは殆どの中小企業においても、今後は、必至な状況になっていきます。
ズバリ、SNSを利用すると言う事はマーケティングではありません。
インターネットやSNSなどのオンライン・メディアや従来からのTVCMや新聞やチラシなどのオフライン・メディアを
何の為に、何の目的で
どんなメッセージで
どんなコンテンツを
どのメディアで、
複合的に、目的ごとに
どう利用するか
発信、配信、コミュニケーションしていくかを企画、構築、施策していくことがマーケティングの一端であります。
もっと、俯瞰して見てみましょう。
大綱として簡単に言えば、
「創って」(考えて)
↓
「作って」(製造して)
↓
「販売する」
この一連のサイクルをいかにスムーズに、効果的に回転させていくために、それぞれに必要な施策を講じることを、マーケティングと言ってもいいでしょう。
「○○○マーケティング」という言葉をよく聞きます。
それらは、様々な目的に応じたコミュニケーション段階、施策における戦術的なマーケティング手法を説いている場合が多いです。
まずは、本質的なことを整理しましょう。
そのためには、まずは、シンプルに考えます。
次には、ポイントごとに、キーワードごとに、深掘りして行くこと、そして、プロセスやポジショニングを意識しながら、ディレクトリーコード(階層)的に整理していきましょう。
すると、何か見えてきませんか…。
2019.11

について














