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013.「セルフイメージ」チェンジ。がっちり!?参考例。【古野 徹】

これまで2回、セルフイメージについてお話ししてきましたが、セルフイメージを変えてみると言う良い参考例を思い出しました。

 

以前、日曜日、朝の、某テレビ番組、がっ○り○ンデーなる番組で、紹介されていた企業がわかりやすい参考例かもしれません。

 

ヴィレッジバンガードって言うお店、知っています?

 

恐縮です。
実際、私は一度しか、行った事がないのですが…。

全国チェーンのお店なのですが、雑貨屋みたいな印象が有りますよね。

実は、本屋さんなのです。

 

店内の雑貨品を紹介する、特徴的で手作りのPOPがウィットに富んでいて、思わず、クスリと笑ってしまう、笑いのツボを押さえたコピーと手作り感と個性溢れるPOPが、「遊べる本屋」を標榜しています。

 

元々は普通~の本屋さんだったそうです。

近所に大きい書店ができた時に、店主が「好きなもの置いちゃえ!」ということから始まって、今のような感じになったそうです。

また、驚くのは、置く雑貨はそれぞれの店長が自由に決めて、仕入れもそれぞれお店に任されている部分もあるそうです。
どこのお店もそれぞれ個性溢れる楽しい雰囲気満載の本屋さんです。

このヤケクソから発想された「遊べる本屋」というコンセプトが生まれた結果、全国で300数十店舗にも及ぶ店舗と上場するまでに成長した企業の一例です。

それまで、普通の書店だったのに、です。

 

ここでは、コンセプトと言いましたが、これまでお話しした「セルフイメージ」と同様な意味と受け取っても構いません。

 

人は自身のことをどう思うかで行動は変わってきます。

「本屋」と「遊べる本屋」でも、当然、店員やスタッフがやるべき事も変わります。

単なる言葉遊びのように感じるかもしれませんが、ヴィレッジバンガードの様にビジネスを大きく変化、成長させる可能性もあります。

目線を変えてみれば、セルフイメージを変えてみた、という良い参考例と感じませんか。

 

 

 

2020.01

 

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